大卒資格をお持ちでない方の中には「大卒資格のメリットって何かな?」と気になっている方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は「大卒資格のメリット」について詳しくお伝えしたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
大卒資格のメリットとは?
大卒資格をお持ちでない方が大卒資格を取得するメリットを一言で言うと「可能性が広がる!」です。
では、どのように「可能性が広がる」のかを詳しくご紹介していきます。
①働き口の選択肢が広がる
民間企業の中には求人募集の際の応募条件を「大卒以上」としている場合があります。
これはすなわち大卒資格をお持ちでない方は「大卒以上」の求人に応募できないことになります。
「大卒資格」を取得することで働き口の選択肢が広がるのは間違いないでしょう。
国家公務員総合職(大卒程度試験)や国会議員政策担当秘書などの職業も大卒資格(大卒と同等程度の学力を持つと認めらる場合を含む)が無いと、なることが出来ません。
②社内で昇進・昇格の可能性が広がる
社内での昇進・昇格を目指していても、会社によっては管理職になるための昇進試験が大卒でないと受けられないこともあります。
「大卒資格」を取得していれば、このような悩ましい問題は回避できます。
③正社員を目指せる
派遣や契約社員から正社員にステップアップを狙っている場合、「大卒資格」を取得することで正社員への扉が開く可能性があります。
④収入アップが狙える
実績重視の会社が増えつつあるとはいえ、まだまだ大卒と高卒の給与体系を明確に分けている会社が多いという事実もあります。
下の表は独立行政法人労働研究所・研究機構(ユースフル労働統計2018)がまとめた「学歴別生涯賃金」の比較です。
学歴 | 性別 | 生涯賃金 |
高校卒 | 男性 | 2憶910万円 |
女性 | 1憶4830万円 | |
高専卒・短大卒 | 男性 | 2憶1340万円 |
女性 | 1憶7630万円 | |
大学卒・大学院卒 | 男性 | 2憶6980万円 |
女性 | 2憶1590万円 |
➡ 厚生労働省 - 平成30年賃金構造基本統計調査 結果の概況(学歴別)
高校卒と大学卒・大学院卒では生涯賃金に大きな開きがあることが分かります。
「大卒資格」を取得したことで昇格につながる方もいらっしゃるようです。
役職につけば賃金テーブルも変わるわけですから、収入アップも見込めます。
⑤無試験で取得できる資格・免許がある
大卒資格を得る(大学を卒業する)ことで無試験で取得できる資格・免許があります。
下記は所定の科目を履修し卒業することで取得できる資格・免許の一例です。
- 小学校教諭一種
- 幼稚園教諭一種
- 中学校・高校教諭
- 司書
- 学芸員
- 保育士
- 栄養士
- 測量士補
- 1級衣料管理士
⑥国家試験受験資格が得られる資格がある
大卒資格を得る(大学を卒業する)ことで国家試験受験資格が得られる資格があります。
下記は指定科目(必要な科目)を履修し卒業することで国家試験受験資格が得られる資格の一例です。
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 看護師
- 保健師
- 助産師
- 臨床検査技師
- 臨床工学技士
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
- 視能訓練士
- 診療放射線技師
- 甲種危険物取扱者
- 獣医師
- 管理栄養士
- 薬剤師
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「大卒資格のメリット」について詳しくお伝えしました。
大卒資格を取得することで様々な可能性が広がることがご理解いただけたと思います。
「自らの可能性を広げたい!」という方はぜひ大卒資格取得にチャレンジしてみてください!