【最終更新日:2024年5月31日】
「通信制大学をどう選んだら良いのだろう?」とお困りの方はいませんか?
2024年現在、全国に40以上の通信制大学がありますが、学べる内容、学習方法、サポート体制は大学ごとに異なります。
そこで今回は、「通信制大学の選び方」に関してお伝えしたいと思います。
通信制大学の選び方① 目的を明確にする
まず、目的を明確にすることが大事でしょう。
● 大学の卒業資格を取得する
● 資格を取得する
● 仕事に活かせる知識・スキルを身につける
● 日常生活に活かせる知識・スキルを身につける
など明確な目的を持ちましょう。
特に通信制大学は、“自学自習”の要素が大きいので、目的が不明確だと途中で挫折してしまう 可能性が高くなります。
通信制大学の選び方② スクーリングの開講時期・場所
通信制大学の学びは約7割がテキスト履修で残りの約3割がスクーリング履修です。
※ 資格や教員免許の取得を目指す場合は、実習が必要な場合があります。
スクーリングは、テキスト履修では学習が難しい実験・演習などの科目をメインキャンパスなど に出向いて、教員から直接指導を受けます。
スクーリングの開講スケジュールや開講場所は各通信制大学で異なりますから、通学できる範囲 にスクーリング会場があるか、通学できる日程でスクーリングが開講されているか、は非常に重要です。
最近は、インターネット授業でスクーリング単位を修得できる通信制大学が増えています。
対面式のスクーリング受講が難しい方は、インターネット授業でスクーリング単位を修得できる通信制大学も検討してみましょう。
通信制大学の選び方③ 単位修得試験の回数・場所
テキスト履修科目は、最終的に単位修得試験(大学によって呼称が異なります)に合格することで単位を修得できます。
単位修得試験の受験機会が多いことと自宅から近い場所で受験できるかは非常に重要です。
仮に単位修得試験で不合格になってしまっても、受験機会が多ければ、単位修得のチャンスが増します。
それに受験会場が自宅から近ければ、移動時間・交通費・労力の節約になります。
最近では、インターネットを活用して単位修得試験を自宅で受験できる通信制大学も増えています。
単位修得試験は土曜・日曜の日程で実施されることが多いので、土曜・日曜に休みを取れない方は、インターネット試験を導入している通信制大学を選ぶと良いでしょう。
インターネット試験は、一定期間に24時間いつでも受験可能としている通信制大学が多いようです。
通信制大学の選び方④ 学費
学費も大学によってピンからキリまでです。
4年間のトータル学費が60万円程度で収まる大学もあれば、4年間のトータル学費が300万円を超える大学まであります。
ご自身の予算に合わせて大学選びをすることも必要になってくるでしょう。
また、履修する単位ごとに学費を支払う「単位制学費」を採用している大学や、テキスト代、スクーリング受講料などをすべて含んだ「コミコミ学費」を採用している大学もあります。
通信制大学の選び方⑤ サポート体制
通信制大学といえば、一人で孤独に頑張るイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
ですが、中には学生一人ひとりに「担任」や「キャリアアドバイザー」が付いて、マンツーマンサポートを実施している通信制大学もあります。
大学の手厚いサポートを望む方はサポート体制が充実している通信制大学を選ぶと良いでしょう。
マンツーマンサポートを実施している通信制大学には、人間総合科学大学、東京未来大学、東京福祉大学などがあります。